FC2ブログ

ソルトコーヒーブログ

コーヒーに関することの豆知識や日記など書いていきます。

2011/10 | 12345678910111213141516171819202122232425262728293031

ブログ内検索
ドライオンツリーはブラジルのセラードで行われている栽培方法です。セラードとはブラジル中西部の広大な高原地帯で、その面積は日本の国土の約5倍に及びます。現在ではブラジルを代表する一大珈琲産地ですが、実は強酸性の土壌のために、かっては作物の育たない不毛の地と言われていました。この痩せた土地を農地として開拓するというブラジルの長年の念願に協力したのが、我が国、日本です。
 時は1970年代初頭。世界規模の農産物の不作により、日本では大豆の値段が高騰していました。大豆の輸入先確保を急務としていた日本が目をつけたのが、広大な未開発地を持つブラジルだったのです。両国の思惑は一致し、セラードの開発が始まりました。大量の鶏糞や石灰を施すことで、痩せた土地は劇的に生まれ変わり、大豆だけでなく、珈琲やトウモロコシなど様々な作物が育つようになりました。
 こうして巨大な食料基地へと変貌を遂げたセラードですが、元々、コーヒー栽培に魅力的な要素を幾つも持った土地でした。まず標高が高く、昼夜の気温差が大きいこと。乾季と雨季がはっきり分かれており、収穫期に雨が降らないこと。それに霜害の心配がほとんどないことも挙げられます。美味しいブラジルコーヒーの誕生の陰に、我が国の協力があったことは、一珈琲ファンとして嬉しい気持ちになりますね。
是非、皆さんもセラードの美味しい珈琲を飲んでみてください。
スポンサーサイト