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ソルトコーヒーブログ

コーヒーに関することの豆知識や日記など書いていきます。

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「コーヒーは健康にいい」という研究報告が続いている。なかでも女性にうれしいのは、

コーヒーを積極的に飲むことで紫外線によるシミを予防できる可能性があること。

コーヒーの働きを理解して、もっと“キレイ”に役立てよう!


 糖尿病予防、肝臓がんリスクを下げるなど、大規模調査によって健康効果が明らかになってきたコーヒー。コーヒーの効能に詳しい東京薬科大学の岡希太郎名誉教授は、「世界的な研究によって、コーヒーが病気を予防し、健康に寄与するという話の信頼性がますます高まってきた」と話す。

 特に女性にとって朗報なのが「シミを予防する」働き。コーヒーとシミ、というとなかなかイメージが結びつきにくいが、効果のもとはコーヒーに豊富に含まれるポリフェノールの「クロロゲン酸類」にあるようだ。

 女性を対象に、コーヒーの飲用量と肌状態の解析を行ったお茶の水女子大学大学院の近藤和雄教授は、「コーヒーを1日2杯以上飲む人は紫外線によるシミが少ない」ことを確認した(下グラフ)。また、近藤教授らが首都圏の主婦を対象に食事全体からのポリフェノール量を調査したところ、「47%と、最も摂取が多かったのがコーヒーからのポリフェノールだった。







 コーヒーに含まれるクロロゲン酸類には強い抗酸化力が期待される」と話す(上グラフ)。

 では、コーヒーを積極的に飲むとなぜシミが少なくなるのだろう?
 その理由について、紫外線による皮膚の老化(光老化)を研究する神戸大学の市橋正光名誉教授は、「表皮のケラチノサイトから、色素を作り出すメラノサイトに、『メラニン色素を作れ』と命令するルート、さらに、色素細胞が作ったメラニンの詰まった袋(メラノソーム)が色素細胞からケラチノサイトに受け渡されるルートの二つを、クロロゲン酸類がブロックすることで、シミが抑えられている可能性が高い」と説明する。

 シミ、シワ、たるみを引き起こす原因となる活性酸素は、紫外線のほか、精神的ストレスによっても増える。「活性酸素は老化を加速させるもと。日差しが強くなるこれからの季節は、サンスクリーン剤などで外側からの守りを固める一方で、コーヒーなど抗酸化作用のあるものを体内に入れ、内側からの守りを固めることも重要だ」と市橋名誉教授はアドバイスする。

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コーヒーのうれしい働きは、美肌以外にもたくさん。

ダイエットの効果を後押ししたり、緊張をほぐしたり、仕事の集中力を高めるのにも役立つ。

【詳細画像または表】

生活の中でどんなふうにコーヒーと付き合えばいいのか、そのコツをご紹介!

コーヒー活用法●その1 運動の前に飲んでおくと体脂肪がより燃えやすくなる

コーヒーに含まれる代表的成分、カフェイン。東京慈恵会医科大学の鈴木政登教授は、カフェインと脂質代謝の関係に着目し、研究を実施。カフェイン投与とともに運動を行うと、脂質代謝が高まり、内臓脂肪・皮下脂肪ともに減少、筋肉量も高まった。「カフェインをとると30分ほどで血中に達し、交感神経が優位になり、脂質代謝が高まる。その効果は5時間ほど続く」(鈴木教授)。運動する30分前に、コーヒーを飲むといい。

コーヒー活用法●その2 ゆっくり丁寧に入れる時間が心を落ち着かせ、リラックスをもたらす

コーヒーの香りは、「ピラジンをはじめとする数え切れないほどの香り成分が合わさったもの。コーヒーの香りをかいだ人の脳波を測ると、リラックスした時に出る脳のα波が活性化している。コーヒーは副交感神経を優位にし、ストレスを和らげる。副交感神経を高めることにより、腸のぜん動運動が活発になるケースもある」と岡名誉教授。ストレスを感じたときは、ゆっくりとコーヒーを抽出することに集中してみて。この“目の前のことだけに集中する時間”をしっかり持つことが、ストレスフルな現代人には特に大切と、多くの精神科医も指摘する。せっかくなら、岡名誉教授直伝の「香りも味も最大限に抽出する」次ページの方法をお試しあれ。

コーヒー活用法●その3 プチ昼寝前に飲んでおくと目覚めすっきり。仕事の集中力アップ

コーヒーといえば、気分がしゃきっとする覚醒効果が有名だ。そのメカニズムについて岡名誉教授は、「運動や精神活動によってくたくたに疲れると、脳にはエネルギー代謝の残りカスとしてアデノシンという疲労物質がたまる。このときコーヒーを飲むと、脳に到達したカフェインがアデノシンの代わりにアデノシン受容体に付き、眠気を抑える」と説明する。昼食後に眠くなる、という人はプチ昼寝をする20~30分前にコーヒーを飲んでおくと、すっきりお目覚めできそう。「ただし、覚醒効果はコーヒーを飲み慣れた人よりも、めったに飲まない人のほうが高くなる」(岡名誉教授)

Q&A●コーヒーの素朴な疑問

Q1.コーヒーは1日何杯飲めば有効なの? コーヒー摂取と紫外線シミの関係を研究した近藤教授は「1日にコーヒー2杯以上でシミが少なくなることを確認した。ポリフェノールの1日目標量を1000~1500mgとし、コーヒーだけで摂取するなら、3~5杯ほどを目安にするといい」と話す。毎日飲み続けることが、ポリフェノールのメリットを生かすポイントになりそうだ。

Q2.カフェインのとりすぎは大丈夫? 注意したいのは、妊娠中の女性。英国食品基準庁(FSA)は「妊婦がカフェインをとりすぎると出生児が低体重となり、将来の健康リスクが高くなる可能性がある」とし、1日当たりのカフェイン摂取量上限を200mgと定めている。妊娠中の人は1日1~2杯にとどめよう。それ以外の人も、続けざまに10杯飲むなど過剰な飲み方をするのは避けて。


POINT●コーヒーの有効成分を抽出するポイント

1. 湯を沸かし、カップも温めておく。コーヒー粉は1人分10gを用意。
2. 熱湯では雑味が出るので80℃ぐらいになってから抽出。
3. 湯を少量注いで蒸らした後、コーヒー粉の真ん中にゆっくりと30mlを注ぎ入れる。
4. 30ml分はコーヒーの「一番搾り」。香りや有効成分の90%以上が含まれる。
5. 味が濃いと感じたら、抽出したコーヒーに湯を足して好みの濃さにして飲む。


<この人に聞きました>
岡希太郎名誉教授
東京薬科大学名誉教授、珈琲研究家。著書に『珈琲一杯の薬理学』(医薬経済社)などがある。「コーヒーには脂肪燃焼作用も。食事と一緒にとるのも、賢い方法」

鈴木政登教授
東京慈恵会医科大学臨床検査医学講座。体育学、応用健康科学、病態検査学が専門。「コーヒーの脂質代謝を高める作用は、飲むだけでなく運動によってさらに高まる」